安全性の高い3万円未満のヘルメット(スネル・ECE・MFJ)

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ヘルメットの安全性の各基準

安全性が高くコストパフォーマンスの良いヘルメットを探したので、まとめて記事にしておきます。

街乗り用で自分の使用しているArai Profileのヘルメットが、かなり古くなってきたので、いろいろ今のヘルメットの安全性や3万未満のコストパフォーマンスの良いヘルメットがないか調べてみました。

ツーリングの方には写真のArai RX-7RR5使ってますが、こちらはまだしばし大丈夫と思います。

ヘルメット選び

 

3万円を超えるヘルメットですと、MFJ公認やスネル等に通っている物が選びやすくなるのですが、3万円未満ですとなかなかないですね。

安全基準について、簡単に紹介します。

 

JIS規格

日本で販売しているヘルメットであればPSC/SG規格と共に大抵の物は取得しているはずです。(直輸入物のヘルメット等でなければ。)

JIS規格2種、JIS規格1種(125cc以下)の2種類あり、2010年以降はPSC/SG規格もJISと同基準になっています。

一部の規格例を紹介するとと以下の様な内容の項目があります。

・平面アンビルテスト:1回目は2.5mの高さから、2回目は1.28mの高さからで衝撃計測(300G未満)

・貫通性テスト:3kgのストライカを、2mの高さから落下

 

MFJ公認

日本国内のレースで使用できるヘルメットです。

スネルに通ったヘルメット、もしくはJIS規格にプラスで耐貫通性試験で重さ3kgストライカを、3mの高さから落下させ貫通しないか確認し通ったヘルメットが認証されます。

つまりJIS規格で耐貫通性はスネルなみのヘルメットになります。

 

スネル規格(アメリカ)

耐衝撃性、耐貫通性を重視した試験方法になってます。ただしスネル2010ではECEよりになっており帽体全体での衝撃を吸収するECE規格的な内容も強化されてます。

一部の規格例を紹介するとと以下の様な内容の項目があります。

・平面アンビルテスト:3.06mの高さから1回落とし、今度は2.24mの高さからで衝撃計測(300G未満)

・耐貫通性テスト:3kgのストライカを、3mの高さから落下

 

ECE22-03(ヨーロッパ)

衝撃が加わると帽体が潰れて、衝撃吸収することで頭への衝撃を減らすのを重視された規格です。

一部の規格例を紹介するとと以下の様な内容の項目があります。

・平面アンビルテスト:2.87mの高さから1回の落下試験で、275G未満

 

SHARP規格(イギリス)

32通りの様々な角度から衝撃を与え頭部への衝撃を減らす規格です。

ネットから計測結果が見れるのが良いです。

ただ各ヘルメットメーカー多かれ少なかれ、各国や地域むけの基準に合わせ帽体形状や仕様を変更しているようなので、このSHARPのWEBに載っているヘルメットの評価内容が日本で売っている同名のヘルメットで同じといえないです。

SHARPの記載ではECEやスネルを通っているヘルメットが日本向けでは記載がなかったりします。重さも日本向けと海外では、かなり違う物もありますね。

 

3万円未満でJISに加えてMFJやスネル、ECEの規格を取得している安全性の高いヘルメット

上記をふまえて、3万円未満でJISに加えてMFJやスネル、ECEの規格を取得しているヘルメットを以下に紹介します。

 

ARAI HR-mono4 ヘルメット

HR-MONO4はアライの一番安いベーシックモデルです。なおアライの直売でなく東単オリジナルモデルみたいです。安全性はスネルの規格にも通っており、アライの場合はプラスでアライ規格と言うより高い安全性の規格も設けており安心です。

内装等も安くても、やはりアライと言うできのようです。ただ難点は頬パット以外の内装が外れないみたいです。(調べた限り。)

調べた時点で、26730円でした。

帽体:cLc(コンプレックス・ラミネート・コンストラクション)

規格:SNELL / JIS

ARAI-HR/SNELL

 

ARAI ヘルメット QUANTUM-J

アライのOUANTUM-Jのヘルメットです。スネル2010規格を、余裕でクリアする安全性能を備えたヘルメットです。内装も脱着可でHR-INNOVATIONより良さそうです。

調べた時点で、28560円でした。

帽体:cLc(コンプレックス・ラミネート・コンストラクション)

規格:SNELL / JIS

ARAI/QUANTAM-J/SNELL

 

OGK KABUTO ヘルメット RT-33

OGKのKABUTO RT-33です。このごろOGKのヘルメットをよく見かけるようになりました。デザイン性は個人的には気に入ってます。

ECE規格に加えMFJ公認ですので衝撃吸収性、頑丈性共に良さそうです。ヘルメット自体も軽くて良いです。実物を見ると若干質感はアライに劣るように感じる部分もあります。

今みた時点では割引率がよく24907円でした。

帽体:A.C.T.-EVO/R

規格:ECE22-03、JIS、MFJ公認

OGK/RT-33/ECE/MFJ

 

今はYAMAHAのYJ-21のシステムヘルメットを利便性とコスパで使っています。

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