MT-07のクーラント(冷却水)を交換
MT-07のクーラント(冷却水)を交換しました。GW中にやるつもりでしたが、のびのびでやっと交換です。
MT-07のメーカー指定のクーラント交換サイクルは初回5年、以降2年ごと交換が推奨されてます。
うちのMT-07は5年目の車検を受けたとこなので、ぼちぼち交換かな?ってことで交換してみました。冷却水の交換ってCBR400RR以来自分でやってなかったので久しぶりです。
MT-07のクーラント交換方法
冷却水が熱い間は、高温の冷却水や蒸気でやけどする恐れがありますので、冷えている状態で作業されてください。
MT-07のクーラント交換方法です。リザーブタンクの写真のネジを外します。締め付けトルクは5Nmです。
外す際、リザーブタンクにハマっているタンクキャップも外してください。
タンク下の方は、はめ込みのように収まっているだけなので特にボルト等で止まってません。
写真の六角さえ外せば、リザーブタンクは抜き取れます。
だいぶ汚れて居たので、外したリザーブタンクを綺麗に水洗いしてあげました。
リザーバタンクはネジとカラーが嵌ってますので、無くさないようにしてください。特にカラーがどっかいっちゃうんですよね。
ラジエーターキャップをロックしている小さな六角のボルトと、ラジエータキャップを外してください。
ちょっと硬いですけど回せば外れます。
冷却水を抜きます。写真のボルト(8mm)が冷却水のドレンボルトです。銅ワッシャーがハマっているので、このワッシャーは新品に交換してください。
自分はアルミのワッシャーの手持ちがあったので代用しました。締め付けトルクは7Nmです。
勢いよく冷却水がでてきます。MT-07の純正のクーラントは青色です。
緑とか青とかいろいろ色がありますが、特にクーラントの色に意味はないようです。(調べた限り)
ホースで上から水道水を流し込んで、ある程度冷却水が透明になるまで、車体をゆらしつつ流しきりました。
MT-07のクーラントと同じ色の青のKURE スーパーロングライフ クーラントを使用しました。4年間10万Kまで対応を謳ってます。バイクだとどうかは判りませんが。
成分的には「エチレングリコール(47〜50wt%)、有機酸系複合防錆剤、消泡剤」です。無希釈用の2Lサイズです。
なおYAMAHA純正の冷却水の場合は1:1で希釈して使用してください。
MT-07のクーラント容量は1.60Lで、リザーブタンクがFULLレベルまでで0.25Lです。
一応、青を買ったのは他の冷却水の色と混ざると黒っぽくなってOILが滲んだような色になるとイヤだったからなのですが、ここまで綺麗にしてクーラントを入れ替えるなら何色入れても良かったかもです。
以下使用したKUREのクーラントと、YAMAHA純正のクーラントです。
ドレンボルトやリザーブタンクを装着して、冷却水を入れていきます。
入れづらいので、水が入ってたペットボトルを切って簡易「じょうご」作って入れました。
リザーバタンクの方はある程度、クーラントを入れた状態で取り付けてます。
エンジンをかけて、しばらく水温があがるまで放置してから、再度冷却水の容量を確認します。
なおMT-07のサーモスタットの開き始めは80-84度、バルブ全開は95度になっていますので、このくらいまで一旦水温をあげると良いのかなと思います。
MT-07のアイドリング時の水温は85度-105度が既定値です。105度付近でFANが回って温度が下がると思います。
リザーブタンクもほぼほぼFULL状態で、問題なさそうです。
この後、試走にでかけましたが、この季節だとFANが回ることもなく80度くらいで安定してそうですね。ずっと見てたわけでもないですが。