MT-07のリヤショックのオーリンズのプリロードを調整
オーリンズに付け替えて、ある程度のペースでは、とっても良い感じに曲がってくれるのですが、流して走っている時におもったよりも二次旋回で若干アンダー気味に外にはらむケースがあるので(何時もってわけではないのですが、ちょっと早いペースのツーリングや、路面があまり良くなくて荷重かけずに走るくらいの時が多いように思います。)、プリロードの調整をしてみることにしました。
素人考えですが、プリロードがかかりすぎてて、荷重がかからない走りの時にリアが沈まずにプッシュアンダー気味なのかな?って推測で、プリロードを弱くしてみます。
プリロードの調整は2枚重ねになっている、バネから遠い方をまず緩めて、バネに近い方でプリロードを調整する感じです。調整には写真の専用工具(オーリンズのショックの付属品)を使用します。ひっかけて回すだけです。
オーリンズの標準のプリロードは14mmです。(スプリング自由長からセット長を差し引いて算出します。)
とりあえず、調整用に緩めた量が判れば良いだけだったので、写真の位置の幅をメモしときました。(18mmです。)
調整して約14mmにしました。4mmプリロードを弱くしています。
あとは、バネに近い方を遠い方の位置まで回して、遠い方を締め込んで、固定完了です。
プリロードの参考情報
あとは、参考までにですが、
・純正スプリングレート:107.8(N/mm)=11.0(kgf/mm)
・オーリンズスプリングレート:115(N/mm)=11.73(kgf/mm)
・純正プリロード:13(mm) =143kg(バネの初期反発力(表現的にあってるか不明、バネレートXプリロード)
・オーリンズプリロード:14(mm) =164kg(バネの初期反発力(表現的にあってるか不明、バネレートXプリロード)
今回は4mm緩めたので、プリロードは10mmに調整したつもりです。反発力は117kgになってます。純正に合わせて12mmくらい(141Kg)にするとフロントが純正のままだとちょうど良いのかもしれませんが、とりあえず、これでどうなるか様子見です。
OHLINS(オーリンズ) リアサスペンション S46DR1 MT-07 14 YA419
OHLINS(オーリンズ) フロントフォークスプリング MT-07(14) 8425-90
突き出し変更、リヤプリロード調整後のインプレッション
設定値は突き出し2.5mm増、リヤプリロード4mm弱くして、伸び側のダンパーは最強から14段戻し状態です。これで30Kばかし試走してみました。
それなりのペースで走っている感じだと、クリップに付きやすくアクセルオンで曲がるようになって気持ち良い感じになりました。ただ立ち上がりでアクセルをワイドオープン時にやや安心感がないような気もしなくもないです。タイヤがハイグリップだと良い感じかもな?と思わなく無いですが。
流して走っている時は、二次旋回、維持旋回ともに幾分インに付きやすくなったくらいです。小回りは幾分良い感じに曲がるかも?ってくらいですね。
姿勢的にはリヤのプリロード緩めたので、やや車高が下がったかなと言う気がします。とりあえず次はダンパーの調整して安心感が増すかやってみようかなと思います。(なかなか、これが良いは難しいですね。前後同時に変更したんで、判らなくなってると言う面もありますが^^;;;)