L375S タントのブレーキ交換時期
L375S タントのブレーキパット交換を交換しました。走行距離58533Kです。タントのブレーキパットは初交換です。
前回の約2年前4.4万K走行時のブレーキパットの残量が4mmでしたので、次の車検までに交換しとこうと言う考えです。
L375S タントに使用したブレーキパット(曙・アケボノ AN-683WK)
用意したブレーキパットは曙(アケボノ)製のブレーキパットです。日本製で純正相当の優しいあたりのブレーキパッドが良いなと思って選択しました。
L375S用に用意したのはAN-683WKという形式のブレーキパットです。
ただL375Sは分かりづらいのですが、年式、ターボ、NA等により使用するブレーキパットが異なるようです。
うちのタントは2013年式の最終型のNAのL375Sタントです。
L375S タントのブレーキパット交換方法
L375S タントのブレーキパット交換していきます。何時もの感じで油圧ジャッキでリフトアップして、インパクトレンチでタイヤを外します。
ブレーキディスクととブレーキキャリパーです。バイクのブレーキパットは何度も交換してますが、車は3回目くらいです。
下側のスライドピンボルトを緩めます。14mmのボルトになっています。締め付けトルクは26.5+-4.8Nmのようです。(ネットでAN-683WKを使用しているダイハツ車の締め付けトルクで調べていますので各自自己責任で確認をお願いします。これもタントの年式、ターボ、NA等で異なる可能性あります。)
もー少し高トルクで締め付けられてるかと思いましたが、思いの外締め付けトルクが低い性もありラチェットレンチで簡単に外れました。
この状態で上側にキャリパーを開けられるので、簡単にパットを外すことができます。(写真は交換後ですが)
溝にはめ込まれてるだけですので手でこんな感じで、簡単にパットを外すことができました。
後ろ側も特に苦労することなく手だけで外せました。
外したブレーキパットです。もー真ん中の溝がほぼないですね。交換してよかった。
純正パッドはHITACHI製が付いてたようです。
ブレーキパッドのシム(パッド裏面に付いてるカバー)は純正部品に付いていたシムを使いまわしています。
曙(アケボノ)のブレーキパッドは新品状態で面取りされてるようでしたので、面取りはしてないです。
ブレーキパッドが新品になるので厚みが出る分、ピストンを押し戻さないとキャリパがハマりません。
ピストンを戻す専用工具を使うのが良いのですが、毎度古いブレーキパットをキャリパの間に入れてピストンに直接触れない状態にして、棒状の工具で古いパッドをテコの原理で押してピストンは戻しています。
ピストンを戻す際の注意ですが、戻る分ブレーキフルートがリザーブタンクの方に戻ってきてあふれる可能性があります。
ブレーキフルートは腐食性が高いので気をつけてください。一応様子見ながら戻しましたが、左右を交換した状態で、MAXの線超えて、このくらいまで増えてました。
あふれることは無さそうに見えてたので、実際には作業終わってブレーキが効くのを確認してから液面を調整しています。ブレーキリザーブタンクの周りはキッチンタオル等で下に雫が垂れても良いようにカバー等してください。
ブレーキフルードを抜くとの利用したのはアストロプロダクツのプラスチック注射器です。何かに使おうと買ったまま使ってなかった品です。
ブレーキ鳴き防止に新しいブレーキパッドの裏面やシム等にブレーキディスクパッドグリスを薄く塗って、外す前の状態に戻してます。
キャリパ自体がスライドするので、いい位置ずらして蓋を閉めてください。なおピストンの戻しが少ないと閉まらないと思います。
スライドピンボルトを規定トルクで閉めつけてください。
あとはタイヤを元の状態に戻してください。ホイールの締め付けトルクは103N/mです。
最後にエンジンをかけて、パーキングのままサイドブレーキをかけた状態でブレーキを何度か踏み込んでんでください。感触的に最初はスカっと抜けると思いますので、踏み込んだ感触がでるまで、繰り返してください。
これやらずに、車を動かすとブレーキが効かないので気を付けてください。
実施した作業手順・取り付け方法の紹介をしていますが、適切な方法であるかなどは各自判断のもと自己責任で作業は実施されてください
アケボノ AN-683WKブレーキパッド交換後のインプレッション
アケボノ AN-683WKブレーキパッド交換後のインププレッションです。20Kくらいですが試走してみました。
ブレーキパッドが厚くなったからか、踏み込んで効き始めが少し早くなってますが、効き自体は踏み込めば踏み込んだだけ効く感じで、純正相当の効き方で運転に違和感はないです。
狙い通りの効き方で、ブレーキのコントロールもしやすいです。ブレーキ鳴き等も発生していません。