タント(L375S) KENWOODナビの取り外し・取り付け方法
タント(L375S)に現状のナビが不調なため7インチワイドのKENWOOD MDV-S709W(2022年製の中古)のカーナビに交換しました。
今まで使用していたナビも同じKENWOOD(MDV-L403W)ですがワンセグのカーナビなため、フルセグ用に4本の地デジアンテナの張り替え交換も必要になります。
MDV-S709WはHDMIケーブルを挿せるので、HDMI経由でスマホ(pixel8a)のミラーリングも行います。
7インチワイド カーナビ KENWOOD MDV-S709W【2022年製の中古】
KENWOOD MDV-S709Wの背面と差し込み
KENWOOD MDV-S709Wの背面です。
今回はナビ背面の赤マルの箇所のカプラを繋げる必要があります。
①ラジオアンテナ
②メインカプラ(電源・スピーカー・バック・車速等)
③HDMI(スマホ接続用)
④フルセグアンテナ
⑤GPS
⑥バックカメラ
うちのタント(L375S)は、ステアリング操作ができるような物もついてないので、青マルのEXPのカプラは接続していないです。
KENWOOD MDV-S709W【中古ナビ】を取り付けるために準備した物
用意したのが中古ナビのため、ガラス面に貼り付けるフィルムアンテナについては新品を別途用意しました。
また、アンテナケーブルが1本だけ破損していたので、新品のアンテナケーブルを1本だけ買い足しています。
アンテナのカプラ形式がナビによりGT13、HF201、VR1などあるので準備する際はご注意ください。(今回のMDV-S709WのナビはVR1でした)
コネクタ形状の異なるアンテナケーブルを既存のナビから使い回す場合は、各カプラの変換ケーブルなどを準備するのもありです。
今回中古ナビを取り付けるのに購入したフィルムアンテナやケーブルは以下です。
ナビの各配線を車体に取り付けるため、車体側の純正のカプラ形式に変換する接続コードが通常必要になりますが、今回は中古でナビ購入のため変換カプラまで取り付いている状態でした。
車速配線カプラー(5P)、オーディオハーネス(10P・6P)は、今回の中古ナビがトヨタ車から取り外しということでダイハツ(タント)には、同じ形状でそのまま使い回せそうです。
ナビ配線からダイハツ純正コネクタへ変換が必要な場合、以下を準備してください。
取付時に比較したらナビの②メインカプラの形状や接続している配線カラーまで同じだったのでメインカプラをナビに刺す直すだけで今回は済みました。
車体側に繋がっているカプラは外さなくて済んでいます。
同じKENWOODからKWNWOODのナビに交換してて良かったです。
pixel8a HDMIでのスマホ ミラーリング(USB経由)の為 準備した物
pixel8a HDMIでのスマホ ミラーリング(USB経由)の為 準備したUSBハブです。pixel8aからUSB-Cで出力させUSBハブでHDMI(HDMI-A)に変換してナビ背面(HDMI-D)に接続しています。
pixel8aは2024年10月にリリースされたAndroid 15でDisplayPort Altに対応したので、 USBを接続したら出る「外部ディスプレイにミラーリングしますか?」メッセージで「ディスプレイをミラーリングする」をタップするだけで接続します。
ちなみにpixel6aもAndroid 15になっていますが、USB差してもそのようなメッセージがでず映りませんでした。
pixel8aでは問題なく表示できました。ナビやプライム等も映ります。ナビだけでなく家のTVにも映せました。
スマホのミラーリングの為に準備した物は、以下のUSBハブとHDMI-D-HDMI-A形式のHDMIケーブルです。
タント(L375S) カーナビ取り外し方法
うちのタント(L375S) は、マニュアルエアコンです。オートエアコンのタントも概ね同じような感じです。
青丸のエアコンのダイヤル、レバーを手で引き抜きます。
ダイヤル、レバーを引き抜いた後、ダイヤルの裏にある青丸のネジを外してください。
エアコン操作部分のパネルを外します。下側からリムーバー(内張り剥がし)で嵌め込まれている箇所を外していきます。
ある程度隙間ができれば手で外していけます。あまり強引にやりすぎて割らないようにしてください。
内張り剥がしや配線通しが無い場合、一式セットになった工具もあるので、無ければ準備しとくと便利です。
ナビ本体が固定されている青丸のネジを外してください。たぶん赤マルも普通ネジが止まっているのではと思います。
(うちは止まってませんでしたが・・)
ナビを引き出した後、背面のカプラを外せば取り外し完了です。
タント(L375S) カーナビ取り付け方法
Aピラー取外し(アンテナ配線を通す用)
アンテナ配線を通すために運転席、助手席のAピラー取外します。
タント(L375S) フロントAピラーの取り外し方は以下を参照してください。
フルセグアンテナの取り付け方法
フルセグアンテナですが、透明のフィルムアンテナを取り付けます。取り付け方法はフィルムアンテナの説明書やナビの説明書で向きや間隔を確認して貼り付けてください。
今回取り付けたフィルムアンテナの場合、以下になります。
アンテナフィルムへのアンテナケーブルの取り付けですが、写真の青丸のようにフィルムの▲の矢印とアンテナの凸位置を合わせて貼れば良かったです。
あとはAピラーの下からカーナビの背面まで配線を引っ張ってナビに取り付ければOKです。配線通しを使ってカーナビの裏までアンテナケーブルを引き込みました。
フロントガラス上部の配線はクッションテープなどを巻いて、上側の内張りの隙間へ押し込んでます。
GPSアンテナの取り付け方法
GPSアンテナはダッシュボードのこの位置へ取り付けました。Aピラー下側の隙間からカーナビ裏側まで配線を通してナビ本体と繋げています。
GPSアンテナも既存の古いナビの物を使いませるかな?と思っていましたが、ナビ本体のカプラ形状が異なっていたので取り付け直しました。
KENWOOD MDV-S709Wの動作確認
HDMIケーブルもナビ背面に差して、裏側から床下まで伸ばしています。今回は配線を使いまわしているバックカメラ、メインカプラ、ラジオアンテナ等もナビ背面に差してます。
仮止めして動作確認です。ラジオ、TV、ナビ、バックカメラ、HDMIでのスマホ ミラーリング(USB経由)等も問題なかったです。
あとはカバー等を元通りに戻して作業完了です。