APE100 タペット調整で使用する工具
エンジンからカチカチ音が大きくなってきたような気がしましたので、タペット音かな~と思い
タペット調整(バルブクリアランス調整)してみました。
4stエンジンは緑野も初めてなので、間違ってる記載あれば指摘して頂けると助かります。
最低用意する物は0.05mm(できれば、その前後も)が計れるシックネスゲージと9mm径のレンチです。
9mmって持ってなかったの、専用のタペット調整の工具買ってしまいました。
自分が使用している工具と異なるかもしれませんが、同類品の工具です。
APE100 タペット調整(バルブクリアランス調整)手順
燃料コックをOFFにして、燃料ホースを外します。
それからタンク外します。写真のボルト外して後ろにひくだけです。
Lクランクケースカバーを外します。
5カ所ボルトで止まってますので、全部外してください。
シリンダーヘッドカバーのボルトを外してください。2カ所です。
裏側はこんな感じですので、考慮して外してください。
中はこんな感じです。
キック蹴って、どんな感じで動くか観察です。。おお、こんな感じか~。。みたいな。
セルがあるともっと動き見れて面白いんでしょうけどね。
フライホイールのTマークと合わせ位置が合う箇所までフライホイールを反時計回りに回します。
(クランクケースカバー外してでてきた所のことです。)
上の状態でカムスプロケットの○マークが、シリンダヘッドの上面に対して垂直になっていることを確認してください。
なってない時は再度、フライホイールのTマークと合わせ位置が合う箇所までフライホイールを反時計回りに1回転回します。
タペット(バルブクリアランス)を調整します。
IN:0.05mm(+-0.03mm)
EX:0.05mm(+-0.03mm)
ロックナットを緩めて、間にシックネスゲージを差し込みます、アジャスタースクリューを締め込み
シックスゲージが少し重く抜けるような所でロックナットを締め込み固定してください。
ロックナットの規定トルクは10N/m(1.0kgf/m)です。
最後にシリンダーヘッドカバーを取り付け完了です。
規定トルクは12N/m(1.2kgf/m)です。
使用しているトルクレンチは以下です。
APE100 タペット調整(バルブクリアランス調整)の効果
では、やったかいがあったか事前事後で音を聞き比べてみます。
タペット調整(バルブクリアランス調整)した後の音は幾分、カチカチ音に関しては音が小さくなったように自分は感じでました。
少しは効能あったと思います。この後、手放すまで約7年ですがエンジン自体は快調で問題なしでした。