APE 市街地(街乗り) インプレッション
エイプ(Ape)100は低速トルクはあり、流れには乗る程度の加速はOKです。
ただし坂道等の長い登坂車線がある主要道の場合、最高速が50Kしかでないなんてこともありえますので要注意かもしれません。
また、車格が小さいこともあり、車には無理な割り込みをされたり、原付(50cc以下)同様の扱いをされることもしばしばあり、結構怖い思いをします。
足つき性、軽量度は抜群ですので、Uターンや、駐輪場への駐車などは、すっごくラクチンです。
また、前の車の急停車など、緊急停車でもブレーキの静動力不足を感じます。
5本指ブレーキの人はOKかもですが、2本でブレーキかけてる人は、ちと急停車なども辛いと思います。なので車間は若干長めにとってた方が良いかもですよ。
(普通に流れに乗ってのブレーキではエンジンブレーキを伴い、問題はありません。)
エンジン始動がキックですので、気軽に足に使う場合、男性はOKかと思いますが非力な女性の方などは慣れるまで辛いかもしれません。
APE ツーリング(郊外) インプレッション
エイプ(Ape)100のシートは適度に柔らかく、鼓動のあるエンジン音で、の~んびり気ままなツーリングコースであれば、少々の遠乗りでも気持ち良く走れると思います。
また、ちょっとした脇道や探索路、林道(舗装路(タイヤ次第かな))など、目についた所へ気軽に入っていくような、探索ツーリングにはベストかと思います。
足つきのよさ、軽量さ、低速走行もトコトコ、トルクで走ってくれるエンジンですので楽しく、この先どうなってるかな~って感じで入りこんで行けますよ。
ただ、幹線道を長距離つかったりしてハイペース状態が続くツーリングですと車格、エンジンパワー、振動などで若干お疲れモードなツーリングになってしまいます。
タンクが5.5Lと小さいですが、40K/L以上は郊外では走りますので、巡航距離は一般的なバイクとさほど変わらないかと思います。
APE ワインディング インプレッション
エイプ(Ape)100のタイヤを、TT-92GPを履かせてのインプレッションになります。
車幅が狭いので、意識して車体をホールドしてあげないと、旨くいきませんが、しかっりホールドしていれば、それほどには車体の弱さを顕著には感じません。(思ったよりは大丈夫って意味です。)
下りのワインディングではメーター限界を指すこともありますが、軽量な車体とあいまって素直なハンドリングをしてくれます。
ただ、いかんせんブレーキがかなり効きませんので、相当効かないことを頭に入れてブレーキをかけるポイントを見極め走る必要があります。
(ちょっと早めにかけたつもりのブレーキでも、減速しきれない場合がありますで、特に知らない道では要注意です。)
上りに関しては、加速しませんので悪しからず。。。
気分的には、もーすこし上を回るようして、トルク、パワー、ブレーキ共に上乗せし、ダンパーがもーちょっと効いたサス設定にしたい気分になってきます。
最終的にフロントはDISK化、リヤショック交換、キャブ換装なんかして、好みのバイクにしたててしまいました。
総評
なんと言ってもカスタムパーツの豊富さ、パーツの価格の安さは良い感じです。
CBR等では、とっても高いカスタムパーツもエイプ(Ape)なら購入できてお試しできます。
いろいろいじって、失敗しながら4stエンジンやキャブの特性なんかを勉強していくには、大変良い素材だと思いますよ。
でも、総額が何時の間にかAPEが、もー一台買えるなんて額になる可能性もありますが^~^
カスタムせずにノーマルのまま乗るのであれば、YBR125などの輸入車の方が最初から良いパーツ付いていて、かなりお得で性能の良い仕様かな?と思います。(タコ付いてるし、DISKだし。)
とても軽いエイプ(Ape)ですので始動のキックさえ気にならなければ、ちょっとスキルのある方から、初心者の方、女性まで幅広く楽しめるバイクであると思います。
また、カスタムして自分好みにしてあげるのも楽しいですよ。