フリード(GB5/GB6/GB7/GB8)のフロントドア 内張りの外し方
フリード(GB5/GB6/GB7/GB8)の内張りを外し方です。今回はフリードハイブリット(GB7)を使用して説明しています。
最初に写真赤丸のドアノブ内側の目隠しカバー、ドアポケットの目隠しカバー、窓の隅の三角カバーの3点を外していきます。
フリード フロントドア 内張りの外しに使用した工具
フリードのドア内張りを外すのに使用した工具は以下になります。
・プラスドライバー(VESSEL +2)
・細いマイナスドライバ(PB,SK11(No.320))
・リムーバー(内張り剥がし)
・クリップクランプツール(内張りはがし(エーモン No.1423))
クリップを外すのに使っている内張りはがしは以下のエーモン No.1423です。
とりあえずリムーバーを含め内張り外しのセットを一式持っていると作業しやすいので、以下のような工具を購入しとくのもありかと思います。
フリード フロントドア 内張りの外し方(詳細手順)
ドアノブ内側の目隠しカバーを外し方
ドアノブ内側の目隠しカバーを外します。写真の部分に差し込み溝があり、その奥が写真のようなクリップで止まっています。
写真のマイナスドライバーでも太く、もー一回り細いSK11(No.320)で外しましたが、それでもクリップ部分まで刺すには太目でした。
差し込めれば下に押し下げれば外れますが、かなり硬いので、なかなか外せませんでした。ピック・フックツールのような更に細い工具を用意した方が良かったかもです。
自車を整備しているのでカバーの小傷は気にしてませんが、気にする場合テープ等で養生して実施してください。
ドアポケットの目隠しカバーの外し方
こちらは、手こずることもなく、細めのドライバーで簡単に外せました。
窓の隅の三角カバーの外し方
写真の矢印の方向からリムーバーを差し込んで、ハマっているクリップを外せば上方向に引けば外れました。
嵌め込む際に問題となりますので、ドア本体にクリップが残った場合は、クリップクランプツールで残ったクリップも外してカバーの方にはめ込んでてください。
ドアの内張り本体の外し方
ドアノブの奥にある写真のネジ2本をプラスドライバーで外します。
ドアポケットの写真のネジ1本をプラスドライバーで外します。
ドア下側にリムーバー差し込んでクリップを外して行きます。
少し硬いですが基本はクリップで止まっているだけなので、ある程度開けば手で引けば外れます。クリップが抜ける際などにパンパンと音はしますが外れました。
残った上の方の内張りは、窓の隅の三角カバーを外した箇所に手を入れて引けば外れていきます。
手が差し込み辛い場所はリムーバー差し込んで外してください。
ただし配線が繋がっている箇所がありますので、この時点では完全に内張りの分離はできません。
カバーを外した時点で、下で書いているコネクタ等を外してください。
ドアノブ部分の外し方
ドアノブは斜めにして、内張りの内側へ抜いてください。
ドアスイッチへのコネクタの外し方
ドアスイッチ部分に3個所コネクタが接続しています。写真の矢印部分に爪があるので押し込んで外してください。
なかなか隙間から手を差し込んで外すので外しにくいです。
外したドア内張り(クリップ位置や残ったクリップ注意)
外したドア内張りです。写真の緑丸の位置でクリップがハマっていました。合計で13箇所あります。
ドアの内張りにクリップが付いて来てくれれば良いのですが、ドア本体に下の写真のように残っている場合があります。
嵌め込む際に問題となりますので、クリップクランプツールで残ったクリップも外して内張りの方にはめ込んでてください。
なおクリップは破損することもありますので、整備前に予備も買っていると良いかもです。