APE100用クリッピングポイント 強化クラッチキット
AEP100のクラッチ板を交換しました。ロー等で出だしにパワーをかけると滑ってる感じがでてきたので、交換することにしました。
利用したのはCLIPPING POINTのエイプ100系強化ケブラークラッチキット 税込み3780円です。
別途クラッチカバーガスケットも必要です。(自分は念のため液体ガスケットも用意しときました。)
純正と同じ4枚板ですが、この価格が魅力ですね。
強化用のバネも一緒に付いてきています。
自分はクリッピングポイント クラッチキット を購入しましたが、現状在庫や製品がなくなっているようなので、今だとポッシュ(POSH)がお手頃価格でクラッチカバーガスケットも購入可能です。
APE100を強化クラッチキットへ交換方法
APE100のエンジンカバーの外し方
クラッチ板の交換作業に入ります。
まずはエンジンオイルを抜いてください。
エンジンカバーを外しますが、キックが付いていると外せないので、キックを外します。
あとはエンジンカバーのボルトを外していくだけです。8mmだったと思いますが、細身のディープソケットがあると便利です。
(ソケットのサイズは記憶が曖昧なので、お試しの上、ご用意ください)
ステップも付いたままだと、外せないボルトがあるので、外してください。
外していくと、全てネジの長さが違います。この順番でハマっていました。
外す際は、順番に並べておくと良いですよ。
エンジンカバーを外します。固着していると外れないので、プラハン等で叩きながら外していってください。
外したカバーとエンジン本体の間にノックピンが両端に2本着いてます。無くさないように気をつけてください。
APE100のクラッチ板交換
クラッチのボルトを外して行きます。
エンジン回ると思うので、ギヤを入れとくと良いですよ。ボルトは対角線で何回に分けて外してください。
クラッチスプリングを外してください。
スナップリングを外してください。スナップリングプライヤーがないと外せないので、持ってなければ事前に購入をが必要です。
穴・軸兼用のスナップリングプライヤーを自分は使ってます。これまったく同じTOOLでないですが、このような品です。
長年使ってたクラッチスプリングとクラッチディスクを測ってみましたが、クラッチスプリングは使用限度の29.5mmよりは、まだあったので問題なしでした。
クラッチディスクが使用限度の2.7mmに対して2.7mmと、交換時期でした。
APE100用クリッピングポイント 強化クラッチキットをインプレッション
左が純正のクラッチディスク/プレートのセット、右がCLIPPING POINT 強化クラッチキットセットです。
クラッチプレートが純正と違って、ブツブツがあって食付き、オイル保持とかは良さ気です。
エンジンオイルを新しいクラッチセットに塗って、強化スプリング共々組み込んでください。
エンジンカバー装着時に新しいガスケットを使用し組んでください。(自分はオイル漏れ予防で軽く液状ガスケットも使ってます。)
CLIPPING POINT 強化クラッチキットを交換して50K以上走りましたが、フィーリングは純正とさほど差は感じていませんが急加速等しても、クラッチ板が滑らなくなりました。
クラッチの握りは若干重くなったかもしれませんが、個人的には、そこまで気になるほどの違いは感じておりません。値段考えると、良い買い物でリプレスできたかなと思います。