APE100(エイプ) 整備・トラブル日誌
 (2015年版 クラッチ板を交換(CLIPPING POINT))


15.07 クラッチ板を交換(CLIPPING POINT 強化クラッチキット) その2
AEP100のクラッチ板を交換の続きです。
エンジンカバーを外します。固着していると外れないので、プラハン等で叩きながら外していってください。
外したカバーとエンジン本体の間にノックピンが両端に2本着いてます。無くさないように気をつけてください。
エンジンカバー取り外し


クラッチのボルトを外して行きます。
エンジン回ると思うので、ギヤを入れとくと良いですよ。
ボルトは対角線で何回に分けて外してください。
クラッチ取り外し

クラッチスプリングを外してください。
クラッチスプリング取り外し

スナップリングを外してください。スナップリングプライヤーがないと外せないので、持ってなければ事前に購入を。
クラッチ スナップリング取り外し


長年使ってたクラッチスプリングクラッチディスクを測ってみましたが、
クラッチスプリングは使用限度の29.5mmよりは、まだあったので問題なしでした。
クラッチディスクが使用限度の2.7mmに対して2.7mmと、交換時期でした。
クラッチスプリング取り外し


左が純正のクラッチディスク/プレートのセット、右がCLIPPING POINT 強化クラッチキットセットです。
クラッチプレートが純正と違って、ブツブツがあって食付き、オイル保持とか良さ気ですね。
エンジンオイルを新しいクラッチセットに塗って、強化スプリング共々組み込んでください。
エンジンカバー装着時に新しいガスケットを使用し組んでください。
(自分はオイル漏れ予防で軽く液状ガスケットも使ってます。)
クラッチス板交換

CLIPPING POINT 強化クラッチキットを交換して50K以上走りましたが、フィーリングは純正とさほど差は感じませんが
ローで急加速しても、滑らなくなりました。
クラッチの握りは若干重くなったかもしれませんが、そこまで気になってないです。
値段考えると、良い買い物でリプレスできたかなと思います。