RF600R整備・トラブル日誌(1998年版)

 失敗談の多い整備日誌です。参考にはなるかもしれません?
 ナットの径や工具の径等のせてますが、自分のうろ覚えの値です。
 だから、結構「?」が多い^v^
 ですのでご自分で確認の上、整備はされてください。

98.03 OIL交換&エレメント交換
カストロールRSに入れ替える。
なかなか調子は良いみたい。
低回転でもなめらかだし、高回転は文句なく吹き上がります。

<入れ替え手順>
ちょとだけ暖気
サイドフィン取り外し(六角レンチ)
→アンダーカウル外さなくてOIL交換できると
 バイク屋さんから聞いてたのでチャレンジしました。
 まー結果できました。かなりめんどくさいですけどね。

ドレンボルト取り外し(??mmメガネレンチ)
OILフィルター取り外し
→エレメントはRF400Rのと同じ物です。
 なので、その辺のバイク屋で入手可能でした。

OILフィルター取り付け
OILが全て出た後、OILフィルター取り付け
ドレンボルト取り付け
OILを定量入れる
エンジン始動、OIL量チェック

98.07 タイヤ交換
フロントタイヤをノーマルからミシュランTX15に履き替える。
BTまではグリップはないが、ノーマルとは比較にならないくらいの安心感が路面から伝わってくる。
国産に比べれば少々高め(2万円)だが、減りが国産ハイグリップタイヤに比べれば遅いので○かな?
リアタイヤはノーマルのままなので、後ろが少々すべっともフロントに不安なし、ちょっと楽しい

98.07 スプロケ交換
フロントのスプロケを14丁から13丁(アファーム)へ変更しました。
低速トルクがない為、はしり辛かった町乗りや、峠のタイトコーナーからの立ち上がりが改善され、かなり良い感じです。

<取り替え手順>
フロントスプロケットを覆うカバーの取り外し(六角レンチ)
→でかいボルトでスプロケが止められてる。
 自分が持っていた一番でかいメガネレンチよりかなりでかい..
 グッデーに買い出し

スプロケを固定するボルトの取り外し(32mmメガネレンチ)
→めちゃくちゃ堅い、フルパワーでもボルトがゆるまず半泣き
 フロントブレーキをワイヤーで握って、リアタイヤもブロックで固定して
 もちろんギアを入れて、エイヤーではずれました、約30分使用

リアタイヤを固定するボルトを若干緩める(24mmメガネレンチ)

チェーンを緩める(六角レンチ)

スプロケを交換
→スプロケは南海でカタログのぞいてたら、GSX−R750と同じ型でした。
 注文して1Wで届きました。

戻しは逆手順
交換後取り付け後

98.09 Fマスターシリンダ交換
マスターシリンダを1/2インチから5/8インチへ変更しました。
通常の走行では、ブレーキのストロークが短くなったのみで、それほど良く効くと言うことはありませんでした。
ただし、下りのコーナへの突っ込みなどで絶対的に不足していた制動力は改善され、コーナ入り口までのブレキーキング距離が短くなりました。

<取り替え手順>
マスタシリンダ交換&OIL交換でそろえた物
今回用意したのはこんな物です。
NISSIN
EARL’S
CASTROL
?????
マスタシリンダー ゴールドクリア5/8インチ
エアーフリーバンジョウボルト 1.25×10
  RS SJ10W−50
アルミマグネット付きドレンボルト

キャリパーのボルト?からブレーキOILを抜く(8mmスパナ)
→ブレーキOILタンク?の蓋を外し、
 ブレ−キOILタンクから完全にブレーキOILがなくなるまでキャリパーの所から抜き取る。
 これを機会にKTCの8mmレンチ購入
 
マスターシリンダからブレーキランプの配線切り離し
→引き抜くだけ

マスタシリンダからブレーキホース取り外し(14mmソケットレンチ)
→ブレーキOILが漏れても良いように雑巾を引いて外しました。
 完全にOILが抜けてたみたいで、全然漏れてきませんでした。

マスターシリンダ取り外し
→ハンドルに取り付けているボルトを取り外し
 マスターシリンダ&ブレーキOILタイクを取り外す。

マスターシリンダ取り付け
→NISSINの5/8インチ、ブレーキアジャスト付き(ゴールドシルバー)を
 取り付け。
 ハンドルには問題なく取り付きました。

ブレーキホース取り付け(14mmソケットケンチ)
→10mm×1.25のエアーフリーバンジョーボルトを取り付けました。

ブレーキランプの配線取り付け
→問題なく取り付きました。(同じ形式)

ブレーキOILタンク取り付け
→10mm×1.25のボルトが必要でした。
 グッデーに買い出しに行きましたが、10mm×2cmしかなく
 ボルトを一つ噛まして取り付けました。
 (後でどっかでかっこいいの探してこよ)

ブレーキOIL注入
→キャリパーの所からエア抜きしましたが、何時までたっても
 ブレーキはふにゃふにゃのまま、
 ふと上を見るとバンジョーボルトが、
 エアフリータイプを付けてるのを思い出し、バンジョーボルトからエア抜き後、
 キャリパーからエア抜きすると、ブレーキに剛性感が、
 その後しばらくエア抜きしてOK!!
 入れたブレーキOILはBPのDOT4でした。

交換前交換前
交換後交換後


98.09 OIL交換&ドレンボルト交換
カストロールRSをまた入れました。ついでにドレンボルトをアルミ製(磁石付き)に交換しました。
半年で結構劣化していたみたいで、エンジン吹き上がりが軽く感じられました。

<入れ替え手順>
ちょとだけ暖気
ドレンボルト取り外し(21mmメガネレンチ)
→今回は走行距離的には1700K〜1800Kくらいしか前回のOIL交換から
 走っていませんでしたので、エレメントは交換しませんでした。

OILが全て出た後、ドレンボルト取り付け
OILを定量入れる
エンジン始動、OIL量チェック
→買ったドレンボルトはバンディット400と書いていたと思います。
 南海で店員に確認した所、RF600でも行けると言うことでしたので
 取り付けました。

98.11 ヘッドライトバルブ交換
ヘッドライトのバルブを明るい物(55/60W→100/110W相当)へ変更しました。
雨の日の走行や、真っ暗闇での走行ではかなりの違いを感じます。

<入れ替え手順>
交換後
用意したバルブです。

左側の黒いカウル?(小物入れがあるところ)の取り外し
+ドライバーオンリーでできたと思います。
(ちょっと記憶が曖昧です、、、)
→取り外しは、フックの用に引かかっている針金みたいのを外すと、バルブが取れます。
 あとは新しいのを入れて、針金見たいなのをはめ込めばできあがり。
 の、はずなのですが

針金見たいのを外すのに、針金を固定していたネジを外す。
(外したらいけないですよ、本当はたぶん、、)
→バルブは簡単にはずせました

新しいバルブを入れ固定しようとするが、うまくいかない
→バルブを入れ、ネジで針金を固定しようと思いましたが、いかんせん隙間が狭くうまくネジを固定できません。
 バルブもうまく固定されないし、約30分苦戦

あきらめて、フロントカウル全外し
→かなりあっちこっちでネジ止めされています。
 フロントカウルにヘッドライト本体がひっついた形で結局外れました。
 RF400用のサービスマニュアル見ながら、やりましたが参考になりました。
 (バルブ交換の最初から見ていれば良かったかもです。見たのはカウル外しから)

バルブ交換、カウル取り付け
→外したヘッドライトにバルブを取り付けるのは簡単にできました。
 なぜ、こんな簡単な作業に時間がかかるーーーって感じでした。
 まー手狭な隙間で見えない所を手探りって言うのと、見ながら作業できるって言うことの違いでしょうけど
 全部終了して見ると、案の定ネジが2本余ってしまいました。
 それから400Kほど走りましたが、問題ないので主要なネジではないとは思いますが、、


98.12 デイトナKEYカバーロック取付け
デイトナのKEYカバーロック取り付けました。
かなり強力な接着剤&磁石でついてるので、ハサミ小僧には効果がありそうです。

<取り付け手順>
KEYシリンダーの上に台座を接着剤で固定する。
→取り付け方向や、KEYを差し込んでKEYが回せるか確認し行って下さい。
 また、接着剤の付けすぎにも注意です。
 KEYが回らなくなります。、、自分は回らなくなって、もー一度付け直しになりました。
 はー、なんかすんなり何時も行きませんねー

お湯をかけてがんばる。
→キズは入りましたが取り外しに成功しました
 でも、所詮これくらいで外せる物だと認識しました。
 うーーーん、自分で試さなくても良いのですが、、

油性マジックでキズを隠す
→紙ヤスリで磨いて、黒マジック塗ったら思ったより綺麗になりました。
 再度取り付け

KEYシリンダーの上に台座を接着剤で固定する。今度は慎重に!!
→うまく付きました。
 今度はKEYも回ります。
 磁石で固定したカバーもかなり強力で手で思いっきりひねったくらいでは、問題なしでした。
 でも、お湯かけてペンチ見たいの使えば、、、

98.12 ブレンボキャリパー取り付け
ブレンボのキャスティング4POTキャリパーを取り付けました。
効き自体はそれほどかわりません。パット交換レベルだと思います。 ただしコントロール性、安心感、安定性はかなり良くなったと思います。

ブレーキカスタム10点満点採点表(個人的感覚です。)
変更点 効き レスポンス コントロール性 市街地
ノーマル
マスター変更
マスター+キャリパー変更











<取り付け手順>
キャリパー交換でそろえた物
今回用意したのはこんな物です。
brembo
PLOT
HONDA
EARL’S
対向4POTキャスティングキャリパー
RF400用サポート
ホンダ純正ブレーキOIL DOT4
brembo用バンジョーボルト(10×1.0ショート)、ボンジョーボルトのワッシャー


パットの裏にシリコングリスを塗る。
→パットをキャリパーから外して塗ろうかと思ったんですが、外し方がわからない。
 と言うことで、パットをずらして間からシリコングリスを塗りました。
 ほんとは面取りもしたかったんですが、やり方さえ判れば簡単にパットが外せそうなので
 とりあえず今回はこれでキャリパー取り付けにかかることにしました。

ブレーキOIL抜き。(8mmスパナ)
→ブレーキOILを左右のキャリパーから空気抜き機を使って吸い出します。
 これは簡単にできます。(空気抜き機があるから)

現在取り付いてるキャリパーの取り外し。(14mmソケットレンチ?)
→バンジョーボルトを外して、ホースとキャリパーを分離します。
 その後、キャリパーとフロントフォーク間のボルトを外しました。
 なんか六角で外したような気もします。
 ちょっと記憶が曖昧です。
 左側を外す時に、スピードメータにつながっているケーブルがキャリパーに針金状の物で
 つながってますので、それも外す必要があります。
 そんな難しくはなったです。
 注意としては、はずしたキャリパーからブレーキOILが漏れて来ますので、
 新聞紙かなにかの上へ外したキャリパーは置いておきましょう。

ブレンボキャリパーとサポートの取り付け(六角?mm)
→サポートとキャリパーを仮止めします。
 (後で調整できるよう、軽く閉めときましょう。)
 使ったボルトはサポートとセットでついて来ました。
 六角の大きいので止めました、止める時はネジ止めを塗りましょう。
 自分はその場に持ち合わせがなかったので、とりあえず塗らずに閉めてます。
 まずいかな、、

キャリパーをフロントフォークへ取り付け
→前のキャリパーを止めていたボルトを使って止めます。
 ブレーキディスクにキャリパーのパットの面が水平になるよう止めて下さい。
 この時もネジ止めを塗ってた方が良いと思います。
 横から見た感じでは、今まで使わなかったディスクの内側2mmくらいを使うように
 なりそうです。

ドレンボルトの取り付け(14mmソケットレント??だったかな)
→新品のワッショーで両側をはさみ、ドレンボルトを締め付けていきます。
 ホースはノーマルのままでかまいませんが(RFは長さ的に問題なし)、
 ドレンボルトはブレンボ専用(10×1.0のショート)の物が必要です。
 ちなみに10は径、1.0はネジの溝の間隔、ショートは長さだそうです。

あとはエア抜き作業です。(12mmスパナ車載工具、、つかえなーい、すぐKTC購入)
→ブレーキOIL(今回はホンダ純正DOT4)を入れて、エア抜きをガンバルだけです。
 マスター側、キャリパー側(左右)の順でエア抜きをやります。
 今回ブレーキOILをCBRの分残さなければならなかった為、
 今一かなーって所でエア抜きを終了してしましました。
 で、その埋め合わせと言うことでブレーキペダルを縛ったまま1日放置していたんですが、
 これでかなり自然に空気が抜けたみたいで翌日には、剛性感が出てました。
 もー一回やり直そうかと思ってましたが、これでOKと言うことにしてしまいました。


交換前交換前
交換後交換後

追伸
→ブレンボのブレーキパットを外すには固定しているピンを抜くのみで良いです。
 ただし、外すのには専用工具が必要なようです。
 専用工具がない場合、トンカチ(ゴムカバー付き)でピンを叩いて押し出すことも
 可能だそうですが
 それで、キャリパー壊れないかは保証の限りではないそうです、、