CBR600RR 整備・トラブル日誌 (2006年版 フロントフォーク シール交換) |
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06.11 フロントフォーク シール交換 |
CBR600RRの左のフロントフォークからOILがだだ漏れしだしたので、交換しました。 概ね3年、走行距離4900Kでしたので、ちょっと漏れるには早いような気もしますが、、、 なったものはしょうがない興味本位で修理してみました。(まだTZR時代含め、フォークの中は触ったことなかったんですよね。) 【用意した物】 ・メスシリンダー(300ml) ・KYB G10S(600ml)×2本 定価2100円×2 ・シールセット フロントフォーク 51490MCA003 1550円×1 ・Oリング 91356MW003 115円×2 ・スポイド ・油面計量用に割り箸 ※両方ともシール交換するのであれば、シールセットも2つ要りますよ。 今回はシール交換が片側、OIL交換は両側って感じです。 部品代:5980円 ※ただ、うちになかった工具として以下を今回購入しました。 ・メスシリンダー:1200円くらい ・スポイド:300円くらい ・六角のソケットのロング:1200円くらい 部品+工具:9000円くらいかかってます。 以下、用意した物です。 ![]() ジャッキアップする前に、Fフェンダー、ブレーキキャリパを外します。 下の白丸部分になります。両面やってくださいね。 ![]() 割ツメボルト(6角2本)をゆるめて、アクスルボルト(デカイボルト、たしか22mmです)を 外します。 割つめは、ゆるめるだけで外さなくて良いですよ。 また、ジャッキアップする前に,、あらかた緩めていると外しやすいです。 ![]() アクスルシャフトを正面から見て右から抜くと、、フロントタイヤが外れす。 アクスルは、なんか長い棒を当てて、左からプラッチクハンマーで叩くと抜けます。 ![]() フォークを外すと、固定ができなくなるので、先にフォークボルトをゆるめます。 たしか24mmだったと思います。ゆるめるだけで、ボルト外さないでくださいね。 ![]() ボトムブリッジの割つめをゆるめて行きます。 写真の白丸内のボルトです。上下で2本づつの4本をゆるめます。 ちなみにカウル外さなくても、ハンドルの向きを変えてあげれば、なんとか外す作業はできましたよ。 ![]() フォークをちょっとねじるようにすると、下にずれると思いますので、 引き抜いてください。 外れたフォークです。SHOWA製でした。さすがスポーツモデル良い物つかってますね〜^V^ ![]() 両側外れた図です。ここまでおおよそ1時間かかってます。 ![]() ここまでの作業はCBRでは初めてでしたが、TZRではなんともやってことあるので、 なんとなく手慣れた感じでできました。 ここからやったことない作業です。さてどうなるかな〜。 フォークボルトを外します。バネが飛び出して来るので気をつけてください。(ただ、そんなピョーンってでてくるほどではなかったです。) ![]() ロックナット(下側14mm)を保持して、フォークボルトをゆるめて行きます。 回すのはフォークボルト側です。 リバウンドアジャスタ(真ん中の棒)から、フォークボルトが外れます。 ![]() 外れた所です。 フォークボルトのOリング(黒いゴム)は新品に交換です。 ![]() OILを抜きます。フォークパイプおよび真ん中の棒(ダンパーロッド)を数回上下させながら でなくなるまで繰り返してください。 底の方から出てきたのは汚かったですが、案外まだ赤い色で綺麗ですね。 ![]() ダストシールを外します。何時もの工具で外しました。 マイナスドライバ使うより、こっちの方が外しやすくて重宝します。 ちなみにフォークプロテクタ(外側についてるプラッチクケース)は外さなくても、問題なかったです。 ![]() ストッパーリングを外します。 下側の写真の針金のことです。 ![]() ![]() 今のとこ外した部品はこんな感じです。 入れる順番が判らなくならないように、抜いた順番で上から並べています。 ![]() ここでフォークパイプをボトムケースから抜かずに、OILシール外れるかな〜っと、ちょっとコジってみましたが。 かなり硬く圧入されてるみたいで、、、、断念しました。 やはり、フォークパイプ抜かないとだめみたいですね。 ボトムケース下側(真下)のソケットボルトを外さないといけませんが、インパクトレンチがあるので外すのは簡単 かと思いきや、六角のソケットではボルトまで届かない・・・・ロングのソケットボルトが必要と判明しました。 ツレに買い出しをお願いしました。(近くのナフコ、グッデーにはなくダイクスにあったみたい。) さて、買い出しに行って貰ってる間にOIL交換の作業を進めます。 OIL劣化もしているでしょうし、同じ10Gでもメーカーにより粘度が異なるようなので両方交換してます。 ちなみにホンダ純正指定は「HONDA ウルトラ クッションオイル スペシャルV」で10G相当です。 なぜかホンダ純正は値段が高く3000円/Lくらいします。。(他社Y,S,Kも半額程度) CBRで使用するOIL規定量は531ml×2です。 今回KYBの600mlがちょうど良いOIL量で純正より安く済み、性能も期待できるので、こちらを使用しました。 綺麗な青色でした。 ![]() OILを入れ、フォークパイプ、フォークダンパを数回上下しエアーを抜きます。 しばし放置し、気泡が抜けたのを見計らい、フォークパイプをいっぱいに縮めた状態で油面を計測します。 CBR600RRの油面は110mmです。 最終的に使用したOIL量はシールを交換せずにOILのみ交換した方は、概ね500mlくらい。 ボトムケースからパイプまで外してシール交換した方は、530mlくらいでした。 OIL交換だけした方は若干抜け切れてないみたいですね。 ![]() ボトムケースからパイプを外しにかかります。 ボトムケース真下の六角を外します。はずのにはロングの六角とインパクトレンチが必要です。 (標準のソケットだとソケットが下側の穴の径より太くて、届かないんですよね。。ボルトまで。) ない場合、ロングのソケット+T字レンチかなんかで、回せばいけそうですが。ボルトが空転して しまうらしいので、仮組しなおすなどしてテンションかけてやる必要がありそうです。 ![]() ボルトが外れました。 やっぱり工具って偉大ですね。簡単(^〜^ ![]() ボトムケースとパイプを強く数回ひっぱると抜けます。 なんとなく、なかなか抜けないので間違ってないか!?って気分になりますが、 ガンガン行ってください。 ![]() 念には念をで、組む前にスプリングの点検です。 使用限度は253.6mm以上だそうです。概ね258mmくらいありそうなんで問題ないですね。 ![]() 抜けたボトムケースの中です。 綺麗ですね。 ![]() さて外れた、パイプにOILシールが付いてきました。 これを交換すればOKです。 フォークに新しいOILシールをキズが入らないようにフォークOILを塗りたくって入れ込みます。 で、パイプごとボトムケースに戻します。 ボトムケース内の所定位置にOILシールは圧入しなければいけませんので、厚紙を何重かに巻いて 筒を作り、OILシールの上からトントンって入れ込んで行きました。。 でも、、、ダメでした入らない・・・エンビのパイプでとも思いましたが。 特に厚紙でも強度不足って感じではなくパワー不足って感じ。。 既に時間は15:30。ここで手こずると組み上げが日没サスペンドになりそうと思い。 ドリーム福岡西に持ち込んでOILシールだけ組んで貰いました。 所用時間は2、3分くらいで組んで貰えました。プロの腕と専用工具(フォークシールドライバ)って偉大ですね。 待ち時間用にジュースまで貰って。工賃も良いよって、すごく感謝です。。 ![]() あとは、バタバタとボトムケース真下は、まずいかなと思いつつインパクトでまた締め込んで。 ばたばたでOILを入れ、計量し組み上げていきました。 一回やっちゃえば簡単なんでしょうが、組み上げ、終われば既に写真の状態。 なんとか、真っ暗になる前には終わりました^〜^ ![]() 事後、インプレッションです。 40Kほど走りましたが、 サス自体はしっとりしてて、粘度若干あがったのかな〜って感じです。まー3年物が新品なのでそのへんの差もあるのかも。 また、このところなんかCBRの最初の曲がりに違和感感じてたんですが、それがなくなりました。 片方だけOIL漏れしてたんで、微妙に影響してたのかな?? とりあえず、初期値に再設定して。もー一回好みのセッティングだしてみます。 <<CBR600RR初期値>> プリロード:上から4段 リバウンドアジャスタ(伸び側):最強から2+1/2回転戻し コンプレッショナジャスタ(圧側):最強から2回転戻し |
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